お星さまになられました。石井桃子さん [絵本]
石井桃子さんが亡くなられた。
昨年、100歳おめでとう。といろんな媒体で特集され、改めて彼女のお仕事の大きさを感じた矢先の訃報でした。
私はこの知らせを知らなくて、昼ごろ、仕事場で同僚から知らされ、ちょっと動けないことになりました。
児童書を勉強するなかで、石井さんの言葉のリズム、文体、潔さ、ユーモア、すべてが新鮮で、この作品が何十年も前に発刊されたんだ~という驚きと可能性を感じながら、児童書の魅力、その分野に関わる先駆者たちの目線の強さ、願いを感じたことが、現在に続いています。
くまのプーさん、ピーターラビット、うさこちゃん、ノンちゃん。
石井さんのわかりやすく、気持ちを素直に表す日本語のあてかたや、子どもにもわかりやすい心の動きを表現する言葉がとても好きです。それとともに、児童文学についての評論や研究書に書かれた、物語を渡す大人たちへの言葉。
文庫活動のさきがけとして、かつら文庫を開設した行動力。
すべてが、指標となり、偉大な大先輩として、雲の上のような感覚のお方だった。
たぶん、私のなかで知らずのうちに石井さんの存在がとても大きくなっていたので、昇華するまでには時間がかかると思います。
石井さんの願いや言葉を忘れずに歩いて行こうと思います。
これからもずっと石井桃子さんは私のなかで空のうえの人なんだろうな・・・。
でも、それでいいと思う。
そういう、人たちの懸命な願いのもとに、子どもの本の世界の発展があって、今の混沌の時代があって、この混沌の子どもの本の時代をどんなふうにしていくかは、今の私たち、これからの大人たちにかかっているのだと思う。
眼を開いて見よう。いつも時代を感じながら、この分野を見続けようと思う。
子どもたちの物語を楽しむ心は変わっていないのだから、子どもの心の柔らかい部分を刺激するような、生きるための物語をいっつも手持ちのカードにできる私でありたい。
昨年、100歳おめでとう。といろんな媒体で特集され、改めて彼女のお仕事の大きさを感じた矢先の訃報でした。
私はこの知らせを知らなくて、昼ごろ、仕事場で同僚から知らされ、ちょっと動けないことになりました。
児童書を勉強するなかで、石井さんの言葉のリズム、文体、潔さ、ユーモア、すべてが新鮮で、この作品が何十年も前に発刊されたんだ~という驚きと可能性を感じながら、児童書の魅力、その分野に関わる先駆者たちの目線の強さ、願いを感じたことが、現在に続いています。
くまのプーさん、ピーターラビット、うさこちゃん、ノンちゃん。
石井さんのわかりやすく、気持ちを素直に表す日本語のあてかたや、子どもにもわかりやすい心の動きを表現する言葉がとても好きです。それとともに、児童文学についての評論や研究書に書かれた、物語を渡す大人たちへの言葉。
文庫活動のさきがけとして、かつら文庫を開設した行動力。
すべてが、指標となり、偉大な大先輩として、雲の上のような感覚のお方だった。
たぶん、私のなかで知らずのうちに石井さんの存在がとても大きくなっていたので、昇華するまでには時間がかかると思います。
石井さんの願いや言葉を忘れずに歩いて行こうと思います。
これからもずっと石井桃子さんは私のなかで空のうえの人なんだろうな・・・。
でも、それでいいと思う。
そういう、人たちの懸命な願いのもとに、子どもの本の世界の発展があって、今の混沌の時代があって、この混沌の子どもの本の時代をどんなふうにしていくかは、今の私たち、これからの大人たちにかかっているのだと思う。
眼を開いて見よう。いつも時代を感じながら、この分野を見続けようと思う。
子どもたちの物語を楽しむ心は変わっていないのだから、子どもの心の柔らかい部分を刺激するような、生きるための物語をいっつも手持ちのカードにできる私でありたい。
魔法使いのチョコレート・ケーキ―マーガレット・マーヒーお話集 (福音館文庫)
- 作者: マーガレット・マーヒー
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 2004/08
- メディア: 単行本
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