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畳みかけるってときに膝立ちになるのね [ライブ]

春風亭一之輔さんの独演会、この場所は3回目、過去2回がなんとも微妙な客の入りだったので、ものすごくうれしい。して、今回も案の定、半分ぐらいしかお客さんがいなかったが・・・。
最初のご機嫌伺いトーク、そんなことをボヤしていた。なんとなく、一之輔さんはまるくなったような、お客さんのためにってなことを申しており、ふ~ん。と思う。

今回は弟子のいっ休さんを連れて、前座として「まんじゅうこわい」、まだ、前座さんだからね、そうね。という出来。緊張していた感じで、後半が少しよくなる。

さて、一之輔さん、「鮑のし」このおかみさんのような気っぷのいい人の感じがよい。そして、一之輔さんの与太さんっぽい人は、どことなく品がある、こういう部分がいいんだ。バカっぽくなくて愛すべき人物になってて、憎みきれない。

短いものならふたつと言っていたように「あくび指南」。お、これの渋いあくびが見れるのね・・と期待値があがる。表情だけで語る部分がうまい。うまい落語家は、言葉の明瞭さや当意即妙なアドリブだけじゃなく、表情だけで表現できる、ということなんだろうな、と思う。渋みのあるイケオジのあくびは、本当にイケオジに見えちゃうから始末が悪い(笑)。

仲入のあとは「明烏」。わー、聞きたかった。真面目な若旦那はハタチの子らしい初々しさがあってとてもよかった。そして、この若旦那イケメン設定なんだよね。ただの純朴っ子かと思えば、美男子なのだから、花魁さんがメロメロになるし、メロメロにさせるんだけど。いい男なのに、ここまでうぶな理由というか、誘惑がないわけじゃないと思うのね、それなのにスレてない。まっしろな感じをちゃんと嫌悪感なく出しててよかった。

久しぶりの落語で満足、満足。落ち着いたよい会でした。

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すり切れちゃったよ・・・ [ライブ]

なんか、去年も同じ日程で冬のペニーレーンの怒髪天。
35周年記念でしたが、この日もいつも通りの幸せをくれました。
欲しい曲がどこどこ投下されてきて、ホンカイ、酒爆、ブーツ、好きな曲がうれしい。
力一杯、振り絞って、ふらふらな兄、ライブじゃないとわからない、シミの笑顔の破壊力。
坂さんのビタミンカステラに爆笑。今日の王子は結構、攻めまくる。
最後は、珍しくみんながっっっつりハグしてくれた。

って、たっぷり充電してくれて、大事に大事に守ってくつもりだったのに、少しずつすり切れた、また、会いにくるから、大丈夫だからって、言われたのに、すでに1週間ですり切れた。毎日、大幅にすり切れて、足りないよ。なんだこれ。なんだこれ。

年末から年明けにかけて、年明け仕事始めから、とんでもなく忙しく、何もかもが時間と余裕のなさのなかでふらふら、毎日、浴びるようにビールをのみ、怒髪にすがりつき、ミッシェルまで動員してどうにもならんくらいにすさんでいる。

さぁ、あと1週間の勝負だ!
いけるのかおれ、いけ、おれ。


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12月の真心 [ライブ]

そうそう、真心も30周年で久しぶりにヨーコちゃん参戦の素晴らしいライブでした。
なんか、随所で撮影タイムとか、いろいろサービスしてくれて楽しかった。
色の洪水と音の層の厚さに満足しました。
多色の多幸感にうれしくお祝いできました。
そして、いつもの仲間と飲み会、がっつり飲んで楽しかった~。

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色がきれいで美しかった。 [ライブ]

ハイエイタスのライブ。
エゾで見れなかったし、圧倒的にコウジくんが不足していた。
チケットを引き換えたら、まさかの二桁。エイタスでチケット取れただけでもびっくりなのだが、いい番号でテンション上がる。一気に緊張しちゃって、やばい感じ。
前から2列目のコウジくん定位置に位置取る。なんだか、待ち時間が長くて少しぐったり。
久しぶりのゼップでこの位置。ミッシェルを思い出す、なんどもここにいた。この場所が一番、コウジくんを堪能できる位置。あの人の、うねり、飛ばし、そんなものが記憶とともに押し寄せてきて、はじまる前から、緊張してた。
さすが、エイタス、照明が美しい。ゼップってこんな色もできるんだ、というような複雑な色合いが美しい。海のなかにいるみたいなのから、ざらりとした赤いやつとか。
さぁ、パーティのはじまり。周囲の女子たち、あからさまに真ん中、細見くんモードに少しおもしろくなってしまう。そんななか、私は前だけ、コウジくんだけ。

青い色を後ろから背負って、ゆらめくように弾いてるときの美しさ。今日のお召し物の柔らかそうなくにゃっとした黒いパンツ、少しだけ色の違う濃いネイビーのジャケット、なかはいつものタンクかな。ふわっとした感じでかわいい。靴はいつものスエードの靴。この靴、もう、何年も見てるけど、何足目なのかしら。今日もウエストがキュッとしてて、素敵なスタイル。これだけで神々しい。

淡々とリズムを刻みながら、ゆらりゆらりと昇ってく。音が昇華していく。エイタス10周年、もう、そんなにか、と思いながら。今日は、流れるような流麗な音が心地よくて、ふわーっとリラックスモードなっていって、ほどけてく。コウジくんをたっぷり堪能できた。本当に、素敵でかっこよくて、美しかった。いろんなことがあっても、ベースを弾き、音と戯れてきた人。幅が広がってきても、自分のスタイルで鳴らしてた。

そんな、優しさにつけこんで、ギリギリの刹那を見たいとも思うのよね。欲がでちゃう。
もう、あんな鬼みたいなのには立ち会えないのかな。

今年は、3月から本当にいろんなことがあって、激流に流されるように必死にしがみついて、自分を保ってきたので、ここにきて、ようやく抜けたような、核がしっかり固定されたような感じです。

Our Secret Spot

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  • 出版社/メーカー: Universal Music =music=
  • 発売日: 2019/07/24
  • メディア: CD



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しゅるしゅるって。羽織がね。 [ライブ]

春風亭一之輔、独演会。
どっさり回るぜツアーの北海道ラスト。今日の午前中からお暇を持て余してようで、あちこち満喫した様子の一之輔さん。地元ネタ満載で日ハムのユニフォームをお召しになって登場。しかし、足は雪駄。
今回は最前列中央からやや左手の良いお席で堪能させていただきました。

今回の前座さんは、柳家小はださん。(自分のところの弟子は他のお仕事とのことで・・・。)小ほめ。落ち着いててよかった。心地よい音程とテンポでお上手でした。滑舌も良くて、するすると言葉が飛び出して安定している。伏線をきちんと置いていく部分も正確に、真面目な感じでしたが、声が良かった。前座さんなのにお上手でした。終演後のネタ表もお上手な文字でした。前座さんが書いてるよね?

一之輔さんは3席。最初は、全体的に茶色のお召し物。色合わせが素敵。細かく色合いが違ってて素敵だった。1席目は、浮世床。枕の話題を織り込んだり、ちょっと意地悪な噺だけれど、読めたときのあのぱぁ~と晴れる表情がものすごく響いた。

平日の夜席だったけど、今回は子どもの姿もあって、艶噺はどうしようかな~と言いながら。2席目はお見立て。一之輔さんのお大尽は、けっこうな田舎者風になってた。黄瀬川の女っぷりが美しいというか、化けるなぁ・・・。

お仲入のあとは、最後の噺、暑いですねと青菜。お着物も白い羽織に着替えてきて、夏らしい設え。
対比の妙が際立つ、輪郭がゆらーっと立ち上がってくる瞬間、きりりと人物が立ち上がる。そういう転送装置のような一瞬がこの人の魅力なんだろう。

始終テンションの高い3席、仕事をしている気がしないという申し訳なさのようなものがあるとおっしゃっていたが、客席の空気を察知して、笑いを巻き起こす言葉が飛び出す当意即妙さ、観察眼というか空気をつかんでまとめて、シュッとさせる、引きつける存在というのは、なんとまぶしく素晴らしいものなのだろうと思う。近藤良平さんのような雰囲気を持つ人だなぁ・・・と思った。
たったひとりで板の上にポツンと座り。何百人の目にさらされる、そして、自分の間合いに引き込む。並大抵のことではない。良いものを見た。笑って笑って毒が抜けた。



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くるり [ライブ]

くるりのライブ。
仕事の調整をしくじり、近所のハコなのに、30分も遅刻という大失態。
なのに、入った途端に、岸田くんの声が、最近のなかじゃいちばん好きな音触。
老年に向かう自分の部分を見つけたかのようで、とても心地よくて、官能的。
きょうは、久しぶりのくるり、何のライブなんだろ?でも、好きな曲が投下されてきて、ふわらーっっ心が柔らかく、水で満ちてくる。
じっくり向き合う、バンドとお客さん、なんか、これはこれでいいか、という演奏会。
遅れちゃったから短い時間だったけど、心が安定した。
そうだった、音がカラフルで溢れる、この美しさ、ガラクタさがくるり。

NIKKIあたりの曲たちは、やっぱりクルな。
今もそうなんだけれど、仕事が一番しんどい時に毎日ずっと流していた曲たち。
この曲たちに救われた。この4月から、あの時以上に仕事、趣味のサークルなど、毎日がやることで埋め尽くされ毎日、毎日すり減っている。やってもやっても終わらない。けど、私が自分でやらないと那得できないし、それでいい。と思ってる。
たぶん、この1年はいままでで一番、疲弊する年なんだろう。
そして、エゾのテントが取れずに21年目は参加できなさそう。
そんな大事件を流せてしまうぐらいに、心が疲弊している。
毎日、ほんの少しだけ、音楽に逃げて、パソコンに向かい、仕事をしている。
毎日、決めること、動かすこと、諦めること、終わらせること。
そういうことに追われている。
そんな毎日なのに、私のカラダは本当にタフにできていると思う。
倒れるわけにいかないという気力なのか、本当に強い子なのか。

大丈夫。怒髪天のライブもハイエイタスも取れた。
逃げる準備は万端だ。


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雪の中 愛されたいと願う夜 [ライブ]

粉雪舞うなか怒髪天のライブ。
びっくりするぐらい早いスタート時間で、なんかいろいろうっかりしそうだった。
そして、まさかの整理番号1ケタ台で最前特等席で堪能させていただくことに。
ワンマン札幌2日目、同じ日にコレクターズさんもライブ。お友だちはそちらに。
怒髪の最前は久しぶりなので、ただ楽しむことに。
アルバム「夷曲一揆」が中心だったけど、いつもの曲もどんどん投下、ニコニコしながら美しい姿を眺めていた。メンバーみんながいつものように笑顔で応えてくれる。シミさんとすごく目があう。そしたらキメで指さしてくれたりしてくれてキュンとしちゃうじゃない。ステキだ。
今年は35周年でいろいろやるらしく。すぐに帰ってきてくれるみたい。今年、周年バンド多いな。
愛されたい、つきあいたての彼女気分だからって。
増子さんの昇って行くようなダンスが見られて良かった。
どの曲も強くて、爆音で細胞が喜んでいた。怒髪の曲たちのメロディの心地よさが気持ち良い。
♪はじまりのブーツ、よかったなあ。♪HONKAIもうれしかった。
この日の怒髪は緩やかに、スゥーって走っていくような端正なライブでした。
掻き毟られるような苦しさとか切なさより、愛情あふれるあたたかい時間。

に、しても、Tシャツで半袖って私だけ?というぐらいみんなパーカーとか着ていたのだけど、いまこんなもの?外で整列のときだけ少しがまんしたらいいだけで、なか入れば汗だくになるのに・・・。とあんまり余計なもの持たないでハコに行ってしまうのだけれど。あまりにひとりだったのでびっくりした。

コレクターズに行ってた友だちと合流して飲み会。
外は雪で粉雪ホワイトアウト。
久しぶりに3人でビール30杯ぐらい飲んでんの。でも、外出たらすっきり酔い覚めた。
お会計がほぼビール代で笑う。

夷曲一揆 (初回限定盤)

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  • 出版社/メーカー: テイチクエンタテインメント
  • 発売日: 2018/07/11
  • メディア: CD



D-Stance~1999-2004フライトハイトイヤーズ

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  • 出版社/メーカー: テイチクエンタテインメント
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ホントに独演会だった。 [ライブ]

桃月庵白酒さんの独演会に行く。
ホントに独演会でたったひとり。お仲入り挟んで3席、ひとりっきり。
名前幕もなし、毛氈は青、屏風は白。

枕は案外と辛辣で辛口。政治や社会にも斬りこんでいく。こういうお人柄なんだな~と少し意外に思いながら・・・。

最初は松曳き。そそっかしいにもほどがある人らの大騒動。三太夫とお殿様がふたりともとんちんかんでは共倒れになるんだよね。お殿様が三太夫が出てきたらしゃっきりする加減が難しいな。とにかく、一言一言がおもしろくて、引き込まれてしまって大きな声で息もつかせぬぐらいに笑った。三太夫の部下の人の冷静さが素敵でこんななかでは惚れちゃう。こんな屋敷でのお勤めはやだ(笑)
最後のサゲも納得の落としどころでわかりやすくて面白かった。

次はなんと笠碁!こないだ一之輔さんがやったーと思ってにまにま。ついつい比較しちゃう。
白酒さんのは少し若いご隠居さんの雰囲気。いじらしい部分は少しいじわるな部分が若い感じ。
全体に壮年のお二人で枯れてる感じが薄かった。でも、そこが粗暴な感じで荒削りでした。
この話の枕では、将棋の藤井くんの話しから繋げていった。

笠碁、落語心中の八雲師匠の枯れた感じで江戸言葉でやるのが似合いそう。
あーさんにやって欲しいな~、あの話。

そしてお仲入り。
会場は満員びっしり。やっぱ落語ではお着物の方もいて、どの方も着こなしが素敵な色合いでした。

白酒さんもお召替えをして今度も薄い色のお着物。
この方のフォルムとお名前で薄い色の着物が似合うな~。

最後はお化け長屋。長屋の空き部屋を使っていたい住人が、住まいを探している人を怪談話で驚かせてまんまと追い出してついでに紙入れも懐に入れちゃった。しめたと思って二人目を罠にかけようとするのだけれど・・・。
後半に向けてどんどんスピードが上がってきておもしろかった。お隣に座った上品な老婦人がひきつけを起こすぐらいに笑ってて、少し心配になる。

落語のワンマンは幕が降りたらおしまい。アンコールはないんだよね。
なんか、アンコールに慣れているので物足りない感じ。
でも、そういうのが次回もと思わせる感じなのかもなぁ。

白酒さんもおもしろかった。私は、お師匠の雲助さんも好きなので親子会みたいのに行きたいな。
サイン会も演目一覧もなくて、そういうもんか・・・と思った。
あっさりとした独演会でした。


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小生っていう人 [ライブ]

穂村弘さんの講演会に行く。
今日のお召し物は、黒の細身のパンツ、黒の皮靴、ブルーのしわしわシャツ(でも、お袖の部分が少しだけおしゃれ)。皮の大きめのトートバッグが素敵でした。
最初はやや高めの細い声だったが、時間の経過とともにやや興が乗りしっかりとよく通る声になってきて言葉もフランクになってきて弾けていくのかな・・・と思うと沈黙が降りて、次の話題に・・・という感じ。このタイミングの微妙な空白がほむりんの所以。

講話の内容は、エッセイなどで語られているし、講演録などでも見られるネタだった。
本人の口から出されると、それは格別のおもしろみがあったのだけれど、新ネタとか新しい歌集の話。特に穂村さんの中身を知りたい気持ちで行ったので、やや物足りない。

今までも何人かの歌人の講話を聴いたことがあるのだけれど、言葉が持つイメージ、言葉の組み立て方、短歌における跳ね方、実際の歌を引いて解説していく方法がスタンダードなのだな、と思った。

エッセイとダ・ヴィンチの短歌ください、の合わせ技のような講演会でした。
この人の一人称は「わたし」でした。
憧れのほむりんの講演会、お姿を拝見できてうれしゅうございました。

あ、小生っていう人は、太いか細いかというと細身。頭がいいかわるいかでは、いいほう。小難しいかどうかなら小難しい。
短歌の女性は髪が黒くて長い。政治家は俳句を詠む。
随所にふふふ、と可笑しさがじわじわと来るとこがこの人の魅力。

水中翼船炎上中

水中翼船炎上中

  • 作者: 穂村 弘
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/05/23
  • メディア: 単行本



にょにょにょっ記 (文春文庫)

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  • 作者: 穂村 弘
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2018/07/10
  • メディア: 文庫



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ワンマンじゃなくて、独演会。 [ライブ]

春風亭一之輔さん、ホール落語。
ワンマン?ん、えっと違った独演会だ。
生で見たい落語家さんだったのでワクワクしながら行く。
初天神の「坊ちゃんグッジョブ」がいいなぁ、と思いつつ。
良い席で表情がしっかり見える位置。うれしい。

最初は私服で登場。ご挨拶かたがたおしゃべりをしていく。
ほどよい距離間で甘えたり、突き放したりのさじ加減がいい。
ああ、こういう人好きだなぁと思う。

最初は、おお、「初天神」おもしろーい。笑いすぎてむせる。
そして、言葉が早いのに聴きやすい、落語THE MOVEはホント福くん大変でしたなぁ。
こりゃあ、というほどにポンポン繰り出される。小憎らしい感じが小学生男子らしくていい。
表情がくるくる変わっていってホント魅せる。目が離せない。

次は「猫の災難」どうにもこうにも、酒飲みのダメっぷりが思わず愛おしくなっちゃう。
あー、いるいるこういう人ってのが上手なんだわ。人間の業の肯定というのはこういうことか
とストンと落ちる。

最後は「笠碁」はじめて聴くものだったので、どうなることかドキドキしながら聴いていた。
ご隠居さんが少年のように、子どもの喧嘩だよ、こりゃ。やりとりがホント小学男子そのもので、しかも昭和の男子。いたいたこういう子。口げんかしてた。
ところがどんどんいじらしさがかわいくなってきて、最後のほうは男女の恋愛のような色気もでてきて、痺れを切らしてお店にご隠居さんを呼び込むところとか、仲直りの場面では、思わず「よかったね~」と泣けてきて、ボロボロ泣いた。

いい席で見ることができて本当に良かった。うれしかった。
一之輔さんは今後も見に行きたい。
『だんご屋政談』の絵本があったらサインして欲しかったけど、売っていなくて残念。
持って行けばよかった。それだけが心の残り。



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