絵本フェスティバル in ゆうばり [絵本]
先日、夕張に行ってきました。
夕張での絵本フェスティバル、たくさんの仲間に会い、手作りの雰囲気満点の会づくりに接して、泣きそうなぐらいに感動しました。
ゲストは不思議で魅力的なラインナップ、長谷川義史さん、落合恵子さん、赤木かん子さん、きむらゆういちさん。
きむらさんに至っては、子どもワークショップのためだけのゲスト!なんとも豪華な布陣である。
朝イチは、長谷川義史さん、最初からテンション高く、時間も少ないことからどんどん飛ばしている。久しぶりに、必死に人の心を掴もうとしている長谷川さんの姿を眩しい気持ちで見ました。ずいぶんと走ってきたなぁ・・・と思いました。長谷川さんの講演での取り組みは、人を楽しませるもの、そして、長谷川絵本の世界を身近に感じさせるための方法。世の中、悪いことばっかりでもないよ、大人もいいもんよ。というメッセージ、笑う、ということで元気がでる。たくさん笑った幸福感、そんなあたたかい気をくれるのが長谷川スタイルなのだ。
お昼を食べてから、夕張関係者、主管である読売新聞の方、文字活字文化推進関係の挨拶があり、今回、地元スタッフとして、この会を支えてきた、夕張のサークルの代表の方の短くも実直な言葉に涙がでる。
午後は落合恵子さん、私にとっては、初めてお話を聞く方。誠実に正直に言葉を紡ぐ表情豊かな魅力的な女性でした。裕福ではない家庭環境、複雑な事情のなかにいた、小さな女の子。彼女の拠り所は、児童文学のなかで活躍する子どもたちでした。心のなかに、読書のシェルターを作り、そのシェルターが壊れないように大事に育て、彼女の核を形成していった。アナウンサーを経て、『スプーン一杯の幸せ』がベストセラーになり、大きなお金が転がり込んだ。あぶく銭と思い、全部使ってやろうと始めたのがクレヨンハウス。絵本のことを考え、子どもたちのことを考え、母親のことを考えたら、どんどんやりたいことが膨らみここまで走ってきました。と語る顔は自信と走ってきた道に恥じない誇りが浮かぶ。
そして、逝ってしまったお母さんとの介護の日々、人間の尊厳、世の中、いろんなことを彼女の目を通した言葉がテンポの良いリズムと適度な間で展開される。この方は、最後まで戦う女性として清廉な人生を送るのだろうと思いました。感じる心を乾かすことなく、生き方を見せ付けて今後も走るのであろう。いろんな言葉、エピソードが、心に刺さって、泣いて泣いて、大変でした。誰かの講話でこんなにも人目はばからずに泣くのは初めて。とてもいいおはなしでした。
赤木かん子さんは、いつものように子どもの本、子どもについて、的確で、正直で素直な話。かん子さんが話すと自然と生徒に戻ったような襟を正してしまう感覚になる。生徒になってしまう。彼女が子どもの本について語るとき、正論で本質を鋭く突いてくる。それが、何年か一度の自分の修正点になるので、怒られに行ってしまうのかも知れない。
夜は、主催者の方に誘われもしないのに、ついつい、飲み会へ参加。いつものような顔して、たくさんの方と話す。夕張メロンのおいしいこと!長谷川さんとも久しぶりに膝突き合わせてこんこんと話す。2次会では、小さいながらも雰囲気のいいジャズが流れるスナック。小さな店は満員でママはてんてこ舞い。勝手になかに入らせてもらって飲み物を手伝う。どこに行っても酒づくりかいっ、とみんなに言われる。
そんな、楽しくて、たくさん笑って、泣いて、デトックスのような週末でした。
あー、おもしろかった。
今回のホストとして活躍してくださったみなさんに恩がえしできるかな?何ができるかな?と考えています。
夕張での絵本フェスティバル、たくさんの仲間に会い、手作りの雰囲気満点の会づくりに接して、泣きそうなぐらいに感動しました。
ゲストは不思議で魅力的なラインナップ、長谷川義史さん、落合恵子さん、赤木かん子さん、きむらゆういちさん。
きむらさんに至っては、子どもワークショップのためだけのゲスト!なんとも豪華な布陣である。
朝イチは、長谷川義史さん、最初からテンション高く、時間も少ないことからどんどん飛ばしている。久しぶりに、必死に人の心を掴もうとしている長谷川さんの姿を眩しい気持ちで見ました。ずいぶんと走ってきたなぁ・・・と思いました。長谷川さんの講演での取り組みは、人を楽しませるもの、そして、長谷川絵本の世界を身近に感じさせるための方法。世の中、悪いことばっかりでもないよ、大人もいいもんよ。というメッセージ、笑う、ということで元気がでる。たくさん笑った幸福感、そんなあたたかい気をくれるのが長谷川スタイルなのだ。
お昼を食べてから、夕張関係者、主管である読売新聞の方、文字活字文化推進関係の挨拶があり、今回、地元スタッフとして、この会を支えてきた、夕張のサークルの代表の方の短くも実直な言葉に涙がでる。
午後は落合恵子さん、私にとっては、初めてお話を聞く方。誠実に正直に言葉を紡ぐ表情豊かな魅力的な女性でした。裕福ではない家庭環境、複雑な事情のなかにいた、小さな女の子。彼女の拠り所は、児童文学のなかで活躍する子どもたちでした。心のなかに、読書のシェルターを作り、そのシェルターが壊れないように大事に育て、彼女の核を形成していった。アナウンサーを経て、『スプーン一杯の幸せ』がベストセラーになり、大きなお金が転がり込んだ。あぶく銭と思い、全部使ってやろうと始めたのがクレヨンハウス。絵本のことを考え、子どもたちのことを考え、母親のことを考えたら、どんどんやりたいことが膨らみここまで走ってきました。と語る顔は自信と走ってきた道に恥じない誇りが浮かぶ。
そして、逝ってしまったお母さんとの介護の日々、人間の尊厳、世の中、いろんなことを彼女の目を通した言葉がテンポの良いリズムと適度な間で展開される。この方は、最後まで戦う女性として清廉な人生を送るのだろうと思いました。感じる心を乾かすことなく、生き方を見せ付けて今後も走るのであろう。いろんな言葉、エピソードが、心に刺さって、泣いて泣いて、大変でした。誰かの講話でこんなにも人目はばからずに泣くのは初めて。とてもいいおはなしでした。
赤木かん子さんは、いつものように子どもの本、子どもについて、的確で、正直で素直な話。かん子さんが話すと自然と生徒に戻ったような襟を正してしまう感覚になる。生徒になってしまう。彼女が子どもの本について語るとき、正論で本質を鋭く突いてくる。それが、何年か一度の自分の修正点になるので、怒られに行ってしまうのかも知れない。
夜は、主催者の方に誘われもしないのに、ついつい、飲み会へ参加。いつものような顔して、たくさんの方と話す。夕張メロンのおいしいこと!長谷川さんとも久しぶりに膝突き合わせてこんこんと話す。2次会では、小さいながらも雰囲気のいいジャズが流れるスナック。小さな店は満員でママはてんてこ舞い。勝手になかに入らせてもらって飲み物を手伝う。どこに行っても酒づくりかいっ、とみんなに言われる。
そんな、楽しくて、たくさん笑って、泣いて、デトックスのような週末でした。
あー、おもしろかった。
今回のホストとして活躍してくださったみなさんに恩がえしできるかな?何ができるかな?と考えています。
調べ学習の基礎の基礎―だれでもできる赤木かん子の魔法の図書館学
- 作者: 赤木 かん子
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2006/03
- メディア: 大型本
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